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「忙中夢あり」の24年度
東京都小学校音楽教育研究会
会 長 森 島 徹
平成24年度がスタートしました。昨年度も重い気持ちになってのスタートでありましたが、今年度もさして変わらない気持ちでのスタートではなかったかと思います。ただ、豊かな心をはぐくみ、また心を支えるのは「音楽科」であるという確信を元に、一日も早い被災地の復興を願いながら、一時間一時間の授業を大切に取り組んで生きたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。
そんな中、今年度は、八重桜満開の下、4月26日(目)立川市立第二小学校において、平成24年度東京都小学校音楽教育研究会、公開授業・総会・研究会が開かれました。
公開授業は立川市立第二小学校 橋爪 恭子 教諭の指導のもと、「みんなで歌って音楽なかま」という題材で、5年生全員(2クラス)による授業が公開されました。授業は小学校音楽教諭でもいらっしゃった、作曲家中山真理先生の、「離任式のうた」を用い、先生への感謝に対する願いを歌声にする授業と、作曲家直接の指導が行われました。「子どもの変容」とよく我々は口にしますが、まさに、指導者の気持ちが子どもたちに伝わり、歌声や気持ち、心が変容していくことを感じたのは、参観された先生方全員の気持ちではなかったかと思います。
総会の後、中山真理先生の、ご自身の曲を基にしたワークショップがありました。曲を作るという作業の裏側の秘話も伺いながら、しかしそこでの音楽とは、といった内容で、いわば贅沢な時を参加者全員で共有することができました。曲を見る角度を変え、加え、その上で参加者全員での「Smile Again」は感動的でもありました。またこのような時がもてればと思います。「忙中閑あり」ならぬ「忙中夢あり」のひと時でした。
都小音研としては五十有余年の研究会の歩みを歴史の重みを感じつつ、今年度も歩みを進めたいと思います。中央Bゾーンの研究も着々と歩みを進めていただいております。みんなで盛り上げましょう。そして、このような時代でもあります。あらためて「音楽の役割」や「生きる力」の育成への寄与を胸に秘めながら音楽室に向かいたいと思います。都小音研・役員・監事・常任理事としては少しでもそのお役に立てればと活動しております。森島は今年度も会長に推挙されました。浅学菲才ではありますが、今年度もよろしくお願いいたします。

