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今年度も子どものために頑張りましょう

東京都小学校音楽教育研究会
会 長  森 島  徹

 平成23年度がスタートしました。日本全体がこんなに重い気持ちになってのスタートとは誰も予想がつかないことでありました。春尚気持ちが重いのは誰しも同様であり、子どもたちも明るい笑顔で学校生活を過ごしているものの、心の中での不安を抱えながらの新学期のスタートではなかったかと想像します。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りするとともに、一日も早い被災地の復興を願うばかりです。

 そんな中、今年度は4月21日(木)中央区立日本橋小学校において、平成23年度東京都小学校音楽教育研究会、公開授業・総会・研究会が開かれました。
 公開授業は日本橋小学校 紺野 一恵 教諭の指導のもと、「琴の音色に親しもう」という題材で、4年生による授業が公開されました。授業は日本橋小学校の在校生の作曲で、都小音研作曲コンクールでも入賞している「うたザクラ」という柔らかな旋律の曲からの導入で、さくらさくらの琴の演奏を体感する授業でした。「さくらさくら、を通して日本旋律に親しんでほしい」「琴に触れ、体験することを通して日本の楽器のよさに気づいてほしい。」という紺野先生の願いのこもった公開授業と拝察しましたし、参会者も受け止めは同様であったと思います。
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 総会の後、望月美穂先生(望月流小鼓方)による鼓の演奏、ワークショップがありました。日本橋小学校の児童も参加し、素敵な音、日ごろ忘れているような凛とした響きが体育館に溢れ、また、都小音研会員も舞台に上がって体験する内容でした。(写真)
 望月先生は、何とか鼓のよさを広めたい、子どもたちに体感してもらいたい、という強い願いを訴えられておりました。
後日談として、まず教師が先生の稽古場(日本橋)で2時間程度の講習を受け、つたなくてもいいから子どもたちに聞かせるのがいいのではないか、というアドバイスもありました。ぜひ門を叩かれると良いかと思います。ご案内は都小音研まで、です。

 とはいえ、都小音研としては五十有余年の研究会の歩みを歴史の重みを感じつつ、今年度も歩みを進めたいと思います。このような時でもあります。あらためて「音楽の役割」や「生きる力」の育成への寄与を胸に秘めながら音楽室に向かいたいと思います。都小音研・役員・監事・常任理事としては少しでもそのお役に立てればと活動しております。今年度もよろしくお願いいたします。